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【7ステップ】会社を買うまでの一般的な流れと注意点まとめ

おばさん

個人でも会社としても、資産を増やしたいと考えるものです。資産は動産や不動産と大きく分けることができますが、形として残るものを資産として持ちたいと考える人は多いでしょう。そういった方向で考えていくと、不動産は投資対象として有益な資産です。

今回会社購入についての記事になりますが、主に個人が会社を買うという視点を中心にしてみていきます。投資というとFXや株、マンションなどの不動産運営などが中心ですが会社を購入して経営していくという方法もあるのです。会社員から社長になる、ビジネスを学ぶ機会にもなるでしょう。

1) 起業はリスク?4つの視点とは?

個人が事業を始める場合、起業して事業を興すという手法を多く取り入れます。しかし起業には多くのリスクが付いて回るのです。起業して5年後に生き残る可能性が100件中件6件という、まさにこのデータが起業の難しさを表しています。

1からのスタート

起業で1番難しい部分は、最初からすべてを構築していかなければならない点です。副業としてある程度基礎を築いて、利益が出る仕組みを完成させているなら成功の可能性は高まりますが、多くの場合見切り発車で起業してしまいます。

経済状況

経済状況は起業した場合に大きく影響します。事業分野にもよりますが、衰退しつつある事業分野で起業したならすぐにじり貧になるでしょう。事業分野が成長分野なのか見極める観察力も重要です。

給料の支払い

個人で起業するなら何も心配ありませんが、従業員を雇うとなると給料を支払わなければなりません。利益が出なければ支払いもできませんし、支払えなければ訴えられます。訴えられれば社会的な信用も失い、事業も上手くいかないでしょう。

借金

起業する上で借金をして起業したなら、借金を返済しつつ利益を出していく必要があります。これがどれほど困難なことか想像できますでしょうか?サラリーマンとして働いていた場合、会社に勤めているというステータスを背景に仕事ができます。

しかし個人として起業した場合、あくまでもあなた個人の力で仕事をしなければなりません。ここが多くの人に見られることで、あなた個人として見た際に何も肩書がないのです。借金をしてまで起業することは大きなリスクを抱えてしまうことでもあります。

2) 会社を買うという選択肢

起業するという選択より、現実的なものが会社を購入するという選択です。個人でも会社を購入できるのか、資金はどのくらい必要か確認していきましょう。

【1】 個人でも会社は購入できる

会社と言っても規模がそれぞれ違います。大企業から中小企業まで、会社は無数に存在しているのです。こうした会社には後継者不足から売却したいと考える中小企業も含まれており、事業的に赤字ではなく黒字であることも多くあります。こうした会社は後継者不足で廃業しようとしている可能性が高いため、購入するメリットが大きくなるのです。

(1)金額は300~500万円が相場

一般的なサラリーマンが1000万円の貯蓄が可能かというと、大企業ならともかくとして厳しいでしょう。売りに出されている会社は、価格が300~500万円台が最も多くこの金額なら何とか貯蓄できる金額です。

(2)M&Aマッチングサイト

ネットが普及する前は考えられなかったことですが、現在ネット上で会社は売りに出されています。M&Aマッチングサイトというものがあり、どのような会社が売りに出されているか検索できるようになっているのです。

しかし、ネット上に掲載されているだけで実際に存在している会社かどうかは分かりません。購入したいと考えたとしても、まずは存在している会社か調べてからにしてください。

3) 会社購入の流れは?

上記までに売りに出されている会社は、M&Aマッチングサイトに掲載されているとお話ししました。ネット上ですので、注意しなければなりませんが購入したいと考えた際の流れを確認していきます。

【1】 個人による購入までの7ステップ

ここからは個人による会社を購入する流れをお話ししていきます。基本的な流れとして、企業間で行われるM&Aと進め方は一緒です。ただ個人の場合だと、直接交渉も多くなります。金額もそれほど大きくないということもありますが、不安があるでしょう。

こうした場合はやはりM&A仲介会社を利用して、仲介してもらう方が確実です。成功報酬は支払う必要がありますが、失敗しないための保険と言えます。

ステップ1:売りに出ている会社を探す

M&A仲介会社に相談・M&Aマッチングサイトを検索して、売りに出ている会社を検索するところからスタートします。M&A仲介会社を利用して購入する場合は、安全に取引が可能です。逆にM&Aマッチングサイトだと、直接交渉が多くなるため慣れていないと失敗してしまうかもしれません。

ステップ2:売買交渉

M&A仲介会社を利用して購入する会社を探していて見つかった場合、購入したいと仲介会社に伝えます。また、M&Aマッチングサイトを利用していた場合は、メッセージを送り売買交渉をする意思を伝えてください。この伝えるという行動は、売買交渉への初めの一歩なので慎重に考えてください。

ステップ3:秘密保持契約

会社の情報は外部に漏れてしまうと、様々な問題が起こります。例えば会社情報を競合する他社が入手したとすると、会社がどの商品を重点的に出そうとしているのか分かってしまうのです。分かってしまえば、先に商品を出してシェアを奪えばいいので会社を優位にできます。

他にもこの例以外で漏れるとまずいことはいくらでもあるので、秘密保持契約は重要です。契約締結後はIM(インフォメーション・メモランダム)を閲覧できるようになります。これは会社や事業内容の詳細が記されており、購入するかどうかの判断材料です。

ステップ4:代表者と交渉

購入すると決めた場合、M&A仲介会社を利用しているのなら代表者に提案して交渉してもらいます。M&Aマッチングサイトを使っている場合、直接代表者と交渉することになりますが普段働いていて下調べをする時間はなかなかありません。

そこでM&Aマッチングサイトでは仲介サービスというものを用意していますので、ぜひ利用しましょう。成功報酬は支払う必要がありますが、安心できます。資産を増やすための手数料だと考えてください。

ステップ5:デューデリジェンス

デューデリジェンスは企業間で行われるものと同質のもので、購入対象会社を調査することです。この調査は専門家でなければ分からない部分も多いため、それなら初めから仲介を依頼しておく方が賢明でしょう。

ステップ6:最終契約書

デューデリジェンスの結果、特に問題がなかった場合最終契約書の締結となります。この最終契約書には、会社譲渡内容・価格など最終手続きに必要な事項が含まれるのでよく確認してください。

ステップ7:支払い

最終契約書締結後、売買価格を支払うことで会社購入は完了です。

4) 会社購入のメリット・デメリットとは?

会社を購入することには、どのようなメリットとデメリットが存在するのか?メリットだけが存在するわけがなく、必ずデメリットも存在します。メリットだけを重視して購入してしまうと、後に大きく後悔することになるのです。

メリット・デメリット両方を知っておくことで堅実な資産運用が可能となります。

【1】 会社購入のメリット

会社購入するメリットをまずは考えていきましょう。会社を購入するメリットにはいくつかありますが、主に3つくらいに集約されます。

資産が増える

会社を所有するということは、その会社の持っているものすべてがあなたのものとなります。例えばビルを持っている会社を購入したとして、その会社はあなたのものとなるのでビルの所有権もあなたに移ることになるのです。役員報酬を得られるという部分も魅力でしょう。

これは会社とともに不動産も手に入れたこととなり、一石二鳥だと言えます。こういった濡れ手に粟のようなことはまず起きないでしょうが、会社の所有物を手に入れることができるので資産も会社+αで増えるのです。

不労所得

会社の社長となり、会社経営に当たるということを当然考えますが何も会社だけが売りに出されているわけではありません。アフィリエイトで稼いでいるサイトも売りに出されているので、こうしたサイトを購入すると自身で構築することなく不労所得を得ることが可能です。

起業するよりリスク軽減

起業して事業を興そうと考えるならば、以前から存在している会社を購入して経営していく方がリスクは大幅に軽減されます。取り組もうとしている事業内容にもよりますが、起業するより資金も少なくなるので合理的です。

【2】 会社購入のデメリット

では会社購入のデメリットも確認していきます。貯蓄して貯めたお金ですから、失敗して失うわけにはいきません。リスクを事前に知ることで、より慎重に購入することができます。

簿外債務

簿外債務とは、会社の貸借対照表には記載されていない債務です。なぜこのような債務があるのかと言えば、中小企業の税金対策として計上する利益を少なくするようにします。少なくすることで余剰の利益は、未払い給与・賞与引当金・退職給付引当金などとして簿外債務となるのです。

従業員の給与未払いがあった場合、訴訟となる可能性が非常に高いのでこうした簿外債務が発見されたなら購入しない方が身のためだと言えます。

従業員

あなたが従業員だとして、ある日急に経営者が変わったことを知らされたらどのように考えるでしょう?今までと同じように給与が支払われるのか、仕事も変わらず続けられるのか、不安が出てくるでしょう。

この結果何が起こるのかというと、従業員の離職です。会社を購入した際まずは従業員の待遇について考慮してください。会社は人が動かしています。従業員がいなければ会社は機能しないのです。従業員を安心させて、会社を盛り立てるようにしましょう。

5) 会社買取に関してのその他のQ&A

ここまで会社購入についてお話してきましたが、関連することでお話ししていないことがあります。ここではお話ししていないことを確認の意味でお伝えしていきましょう。

【1】 FA(フィナンシャルアドバイザー)とは?

FAはM&Aを行う上で欠かせないポジションです。具体的な仕事内容として、戦略面・スキーム・対象企業の分析・買収交渉サポートなど幅広く関わってきます。M&A仲介会社でM&Aを行う上での頭脳とも言える存在です。

【2】 連帯保証とはどのようなもの?

連帯保証とは、例えばあなたが銀行から借金をするとします。この際債務保証として、あなたが借金をするために誰かに保証人になってもらう必要があるのです。会社を購入する時、会社の代表者が連帯保証をしている場合あなたが連帯保証を引き継ぐことになります。

もし連帯保証をしているなら、何かあった時にあなたが負債を支払う必要があるのです。会社を購入する際は連帯保証がないかどうか確認してから購入してください。

【3】 有限会社は今でもあるの?

有限会社は2006年の会社法施工時から設立できなくなりましたが、それ以前から現存していた有限会社は特例有限会社として存続できるようになっています。この特例有限会社は株式会社への改編も可能であり、条件を満たせば株式会社になれます。

株式会社と比較して、有限会社は家族経営・個人事業としての会社経営に適した形態の会社です。以前は株式会社設立には1000万円の資本金が必要でしたが、現在は1円から設立できるようになっているのでメリットもなくなっています。

まとめ

会社を購入するという選択は、起業するよりリスクが低く抑えられるという部分で合理的な投資だと言えます。個人で会社を購入する場合、メリットとデメリットは出てきますが上手く向き合うことでリスクをコントロールすることができるのです。

資産運用の面でも、効率が良いので投資対象として会社購入を検討してみるのも一考の価値があります。今後会社購入をしようと考えている方は記事を参考にして、購入の成功率を高めましょう。

<参考文献>

M&A総合研究所ポータル
M&A総合研究所
講談社Book倶楽部
こども社長の魔法のブログ

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